
STartLE project 09
Animation日常化プロジェクト

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Animation 日常化プロジェクトとは
アニメーションとは、コマ撮りによって動きを作る作品であり、世間では「アニメ」という略称で親しまれています。私たちはスマホやテレビ、映画館にある画面でアニメーションを目にしていることでしょう。アニメーションでは、映像が動いているのに対し、それを見る人間の身体は動かないままです。そこでこのプロジェクトでは、アニメーションと人間の立場を逆転させて、人間が身体を動かしながら巨大な静止画を見ることを実験します。静止画が動いているように見えるようにするためには、どうすればいいのでしょうか。走ったり、自転車を漕ぎながら見たりなど工夫を重ねながら実験していきます。
01 写真を撮る
Taking pictures
巨大な静止画にしたいモチーフの写真を撮ります。
ここでは、STartLEのメンバーがくるくると回るアニメーションを作りたいと思ったので、カメラの高さや光源が変わらないように注意しながら、被写体の向きを変えて一枚ずつ撮影します。
その後は編集ソフトで被写体を切り取り、長方形の用紙サイズに収まるよう大きさを調整します。

02 印刷する
Printing pictures
静止画を大きな用紙に印刷します。一枚約1.6mも高さがあり、人間とほぼ同じぐらいの大きさです。等身大サイズの自分がいるとなんだか不思議な気持ちになります。

全ての印刷が終わったら、スタンドに掛けるための金具を用紙の四隅に取り付けます。


03 静止画を並べる
Arranging still images
全ての静止画をスタンドに立て掛けて一列に並べます。
見る人がどの位置から見るのかを意識したうえで、静止画の配置や向き、間隔を意識しながら並べる必要があります。


04 見る
Viewing still images
いよいよ見る時がやって来ました。
まずは並べた静止画の側を歩いて見てみましたが、あまり動いているようには見えませんでした。そこで、今度は自転車を漕ぎながら見ると、スピードが早ければ早いほど静止画が動くように見えるようになりました。
動画は是非YouTubeからご覧ください。
